人手が欲しいけど・・・無理かな?

次から次へと修理依頼が入っていまして・・・有り難い事なのですが、年内はお引き受け出来ない事態となっています。本当に申し訳ないのですが、オーバーホールの受付は来年からとさせて頂きます。調律のみのお客様は対応できますのでご依頼ください。

今週末は工房に入れないので、根性入れてT様のスタインウェイの塗装の剥離してます。あ〜ここまで出来たよ〜綺麗になってきたな〜でもね、まだまだ綺麗にします。自分は意固地な性格なのでトコトンやらないと満足できないんですね。お客様に見えないところも時間を費やす馬鹿と言うか変態なのです。楽器に対する『溺愛』なんでしょうね。綺麗な仕事=音が良い事は経験値で分かりますが相関しています。

この業界も人材不足でして、受けきれない仕事の壁も経験しています。人手が欲しいと思う事も多々ありますが、調律師なら楽器店勤務で厳しいながら仕事をこなせていれば良いのでしょう。しかし修理専業になれば特殊な仕事環境なので、即戦力で対応できる人はほとんどいないのが実情ですね。諦めるしかないかな?すごく楽しいのにね?若い人は汚れるからダメなのかな?やってみないかな?

外装もどんどん剥いでいきます。