ヤマハU1Dのボディー塗装剥離
ボディー以外は塗装の剥離は完了しています。塗膜が厚く大変です。でもこの時代のピアノの製作の仕方の勉強にもなります。シーラーという塗料がすごく厚く、スタインウェイのラッカー塗装とはまるで違います。なかなか木目が出てこない・ […]
ヤマハU1Dの解体の続き
ピアノ本体だけ解体が出来ず塗装を剥いでないんです。棚板などは簡単に外れましたが・・・ネジの固着が激しいので部品が取れず悪戦苦闘しているのです。有る部分が問題で、しかもこのピアノ太いネジなのです。(しっかりしている証拠です […]
ヤマハU1Dの木口修理
今日は鍵盤関係の仕上を行っています。この前木口を剥いだので、その続きです。貼付けて余分な所をカットします。うちはルータと言う工具でカットしていますが、このモーターの音が怖いんです。高回転なので雄叫びの様な騒音が僕をビビら […]
こんなブログ書いていると
最近、他県の方からも僕がやっている仕事は地元の調律師の方は出来るのでしょうか?と言うメールを多く頂きます。答えは出来ません多分?。通常の調律師は要求されない仕事です。当たり前の事なのです。目指す所が違っているだけです。経 […]
YAMAHAのロゴ摘出
ヤマハのロゴは彫り込んで埋めて有ります。スタインウェイなどは上に載せて塗膜で固定しているだけです。流石は日本人の仕事は丁寧だと思うかも知れませんが、ロゴの真鍮部品が取れてしまっている物も見たことが有ります。今回のヤマハU […]
ヤマハU1D寝かせて
ボディーの塗装を剥ぐので先ずは掃除。突き板の剥がれ等も修理。 ピアノを寝かせて分解していきます。所々、ネジが腐食しているな〜いや〜な予感。古いピアノはネジが折れる事なんてしょっちゅう有りますから・・・百戦錬磨です私。でも […]
なぜに古い楽器かと言う事
僕のギブソンレスポール・スタンダードは1980年ぐらいの物です。愛してやまないワンピースネックのレスポールです。20歳の時に60万円ぐらいで買ったと思います。これが、高々60年前の物だと数千万円なんですよね。この理由はピ […]
ハンマーをファイリング
ピアノのハンマーという部品です。弦を叩いて発音するので、このように弦溝ができています。これをヤスリで整形します。簡単そうで難しい作業で熟練していないとおかしな事になります。目見当が悪いとダメダメになる事が多いんですよ、ピ […]
ヤマハU1D塗装剥離
塗装を全部剥離します。もっと古い物はカシュー(人工漆)だったりしますが、このピアノはラッカーでしょうね。上塗りは厚く無いんですけど、シーラー部分はとても厚く塗られています。それを全部削るとオイルステイン系の赤茶の部分が見 […]
ヤマハU1Dのアクション修理
修理を始めます。アクションを分解して「センターピン」と言う部品を交換します。ほとんどの部品の動きが悪いので全て交換しました。ウイペンの金属部品もこの機会に研磨しました。それにしてもこのピアノ、製造から56年経っているのに […]