今日は工房で
ニシカワピアノの解体作業の続きです。弦圧など数値を測りフレームを外す準備をします。流石にこれくらい古いピアノになるとネジが緩みません。長年こうゆう作業をしていると折れる前に何となく前兆と言いましょうか?感でしょうか?判ります?フッと力が抜ける嫌な感触です。ネジを外してみると何か見たことのある丈夫な木ネジです。このネジは舶来品でしょうね。当時の日本のネジは、こんな丈夫なものは無かったと思います。古いスタインウェイのネジと同じ品質なので全部折れずに外せたのでしょう。今日は疲れました。この2月の冬に汗かいて仕事しました。