U3Hを診察台へ移動

鍵盤関係の修理も終わり、ピアノ本体内部のフロントキーピン、バランスキーピンの研磨と掃除、虫食いのクロスなども新品にしてピッカピカにして完了!今度はピアノを寝かせて弦の張り替え準備をします。基準の寸法を計測したりピアノの状態を確認しながら解体していくことは重要です。なーんも考えずバラしちゃうとおかしなピアノになるわけです。ピアノの弦は200本以上ありますが、総張力は20tと言われています。高い張力なので、一気に音を下げるとフレームが割れたりする危険もあるので、じわりじわりと少しづつ音を下げていきます。

金属製のピンを磨いてクロスも新品に
弦の張力を落として低音弦から外しています