なんか変だな?

入庫して弾いてみると「モッサリ」としたタッチのベルトーン。鍵盤の「ガタガタ」はブッシングクロスの貼り替えで修復できました。今日は「アクション」の修理で、どうも動きが渋いので人間で言うと関節にあたる部分のセンターピンを見ると確かに渋い動きなんですね。その時気付いたのが、バットスプリング(バネです)が金属疲労でほとんど折れたに近い状態なので、確認するにはアッセンブリー全部外さないと・・・時間掛かるわ〜しんどいけどね・・・古いピアノはこんな物なので悩んでもしょうがないので作業開始。物凄く集中して密度の高い一日でしたが、なんだか疲れてないな?どうしてだろ?

バットスプリングとセンターピンの交換・・・二重苦だな・・・辛いな〜