こだわりを持つことは大事

今日は一日工房作業。全部の弦を取り付けました。まだ張り上げてはないのですが、明日は張弦は完了です。今回もディアマントのチューニングピン 、弦はレスロー、デーゲンのドイツパーツの組み合わせ。純正品や他のパーツも色々試した結果、これが自分ではベストな選択なのです。ただ問題は元々高額なパーツなので、物価高騰と共に爆上がりして注文するのにビビります。零細企業だし推しの弱い性格などもあって価格の転嫁も出来てません。でも良い部品を使いたい・・・妥協はしたくない・・・良い音のするピアノに仕上げたい・・・などと思っていますので人件費の削減(私一人ですが)で乗り切っています。ま〜ね、ブラック企業ですね。なので今後も人は雇いません。こだわりもなく仕事をするのは楽しくないのでね。

ビビるほど高額なディアマントのピン。スタインウェイ純正部品です。
もう少しで張弦完了です。フレーム塗装、響板共に半艶消しで大人のC3って感じです。